戸田市民大学講師を担当!その2

2020年2月15日

 先週(2月8日)から始まった、戸田市民大学「《地域で学ぶ》をカタチにしよう!」講座(全3回)の2回目を開催しました。

 第2回目は、1回目の講座で受講生の皆さんがカタチにしたアイディアをもとに、

①皆さんの「思い・希望」を共有する
②その「思い・希望」を整理し、できることを考える
③そのために、まずは地域の現状を学ぶ 

 ことを目標として、アイディアをカタチにしていくプロセスをワークショップ形式で体感しました。

 受講された皆さんは、自分たちのアイディアが思いつきではなく、他の人とも共通していることを理解するとともに、《地域で学ぶ》テーマとするために、今、地域でどのようなことが行われているのか、どんなことにニーズがあるのか、といった足元の情報を探ることの重要性に気づきを得たようです。

 2回目講座では、皆さんのアイディアが整理されていく中で、腑に落ちた感覚があったのか、2時間があっという間に過ぎ、「次回も楽しみです」と仰っていたのが印象的でした。

*追記:3月7日に予定していた第3回講座は、新型コロナウイルス感染症の影響で中止となりました。

戸田市民大学で講師を担当!その1

2020年2月8日

 毎年講師を務めさせていただいております、埼玉県戸田市の戸田市民大学にて、「《地域で学ぶ》をカタチにしよう!」講座(全3回)の1回目(ワークショップ)を開催しました。

 今回は、3回の講座を通して、

①アイディアを生み出すトレーニング
②生み出されたアイディアを集約→視覚化→共有するトレーニング
③企画頭になる! 

 ことを目標として、《地域》を改めて知り、どんな学びであれば、より楽しめる、親しみやすい《学び》になるかを、ワークショップ形式で体感しました。

 受講された皆さん(8名)は、「考える→共有する→書き出す」を繰り返しを通して、アイディアをカタチにする手がかりとして、自分一人の頭の中でモヤモヤするのではなく、他者と話し合う中で、テーマが見えてくること、そのためには、情報収集と整理が必要となることへの気づきがあったようです。

 頭と手を使う2時間で疲労も見えましたが、皆さん、爽快感をもって笑顔で「疲れたー」と仰っていたのが印象的でした。

 2回目は2月15日に開催する予定です。

第4回定時社員総会を開催!

2019年9月20日、第4回定時社員総会が開催され、1年間の事業報告、決算報告とその承認、理事の改選、協力メンバーの承認がなされ、次なる1年間の活動へ歩みを始めました。

日頃、それぞれが活動していることもあり、社員が揃って顔を合わせる貴重な時間となりました。引き続き、ご支援、ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

一部を執筆した書籍が出版!

2019年4月、私たちのメンバーが戸田市政策研究所と行ってきた共同研究の成果の一部を加筆修正し、『共感される政策をでデザインする』(牧瀬稔、戸田市政策研究所、戸田市教育委員会、2019、東京法令出版)の第4章に掲載されました。

 書籍の詳細等はこちらにてご確認ください。

第4章「若年層の「まち意識」の実像とその化育成に向けたアプローチ―2015年・2016年共同研究「戸田市における20代・30代の若年層の居場所に関する研究」から」はアンケート調査とその結果を踏まえた社会実験をまとめています。アンケート調査では、住んでいるまちや地域活動、人間関係構築に関心が低いと思われがちな20代・30代の若年層が、潜在的には、地域と関わりたい、良好な人間関係を築きたいという欲求(まち意識)を有していることを明らかにし、その潜在的な欲求をカタチにするための仕掛けとしてのワークショップの運用に向けたガイドラインを提示しています。

ホームページ開設に寄せて

地域力発掘サポートネット

 2016年より一般社団法人として活動している私たちは、実は、任意団体として2004年頃から取組をスタートしてきました。

 私たちの思いは、当初から変わらず、地域で何かしたい、地域をより良くしたい、活性化したい、あるいは、地域で活動するにあたって必要となることは何か、といった市民、行政、民間の皆様の声に寄り添い、その問題解決のお手伝いをすることです。

 これまで、様々な地域で、講座型、ワークショップ型等々、ニーズに合わせた研修を行ってきました。この経験を広く発信すべく、HPを開設します。まだまだ工事中のHPですが、活動記録コラム等で、私たちの活動を紹介していきます。

 「地域とひとをつなぐ」ための実践、そこから得られた経験値を皆さまと共有できることを楽しみにしております。