第4章「若年層の「まち意識」の実像とその孵化育成に向けたアプローチ―2015年・2016年共同研究「戸田市における20代・30代の若年層の居場所に関する研究」から」はアンケート調査とその結果を踏まえた社会実験をまとめています。アンケート調査では、住んでいるまちや地域活動、人間関係構築に関心が低いと思われがちな20代・30代の若年層が、潜在的には、地域と関わりたい、良好な人間関係を築きたいという欲求(まち意識)を有していることを明らかにし、その潜在的な欲求をカタチにするための仕掛けとしてのワークショップの運用に向けたガイドラインを提示しています。